埼玉県土砂災害警戒情報

マニュアル
■用語解説
■レーダ雨量について
危険度の判定にはに使用する予測雨量には、洪水短時間予報を使用します。降水短時間予報は、レーダにより推定される面的な雨量を、アメダス等の観測値により補正し、精度を上げた雨量情報(解析雨量)により毎時間の雨量分布から求めており、それぞれの場所の雨域の移動速度を使って、直前の雨量分布を6時間分移動させて、6時間先までの雨量分布を予報したものです。 予測の計算では、雨域の単純な移動だけではなく、山の斜面で雨が強まったり、山を越えて雨が弱まったりする地形の効果も考慮しています。 また、予報時間が延びるにつれて、次第に雨域の位置や強さのずれが大きくなるので、予報後半には数値予報の結果も加味しています。 降水短時間予報は、10分間隔で発表され、6時間先までの各1時間雨量を予報します。例えば、12時の予報では18時までの、12時10分の予報では18時10分までの、各1時間雨量を予測します。 ■土壌雨量指数について
危険度の判定にはに使用する土壌雨量指数は、降水が土壌にしみ込み、土壌中の水分量としてどの程度蓄えられているかを把握するための指標です。 直列3段のタンクモデルによって、土壌中に蓄えられる水分量を求めているものであり、土壌雨量指数値が高いほど山崩れ、がけ崩れの危険性が高くなります。 また、土壌中の水分は、3段タンクの貯留量の合計値で表しますが、実際に蓄えられている水分量を表しているものではなく、推定値となります。
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